2週続けてこんにちは!会長のハムタマゴサンドです!
先週投稿しましたブログの後編になります!
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それでは『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の応援配信である、『ウルトラマンメビウス』第30話「約束の炎」について早速語っていきます!

インペライザーの圧倒的な力を前に倒れた、メビウス=ミライ。
ウルトラマンタロウもインペライザーにトドメを刺すことができず、インペライザーは姿を消します。
ミライは意識のない状態が続き、CREW GUYSのメンバーは心配を募らせる中でもインペライザーへの対策を模索します。
ここから先は私の薄っぺらい文章よりも、見た方が確実にアツいのでこちらからどうぞ…。
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https://www.youtube.com/watch?v=FqkDtvxljxI
さてではここからいつものごとく語っていきましょうか…!
〈脅威の操演含む、魅力的な特撮技術!〉
今回は市街地での戦闘ではないのですが、魅力的な特撮シーンは沢山あります。
個人的に印象に残っているのが、ウルトラダイナマイトによって爆破されたインペライザーが復活する際の、パーツごとの操演シーン。
特に復元シーンとして最初のパーツ(腕?)の動きは、不気味なくらいにリアルな動きです。
またこれらのパーツの合体も見事であり、操演という特撮の技術を堪能できる場面となっています!
また、インペライザーの攻撃を受けたガンウィンガー、ガンローダーが不時着する場面。
ウルトラシリーズでは恒例ですが、土煙をあげる様子は何度見ても、どの作品においても素晴らしいです。
〈今回もカッコイイ!ウルトラマンタロウ!〉
第29話「別れの日」に引き続き登場した、ウルトラマンタロウ。
今回もカッコよく描かれています!
登場シーン、カラータイマー等々すべての音声がオリジナルに即しており、オールドファンは感無量といったところでしょうねえ!
更にはウルトラダイナマイトを使用!
圧倒的な破壊力を誇りながらも、自らのエネルギーを大量に消耗する「危険な技」が登場するのは、インペライザーが如何に恐ろしい敵かを想像させます。
「私を見くびるな!」の台詞も大好きです…。かっけえ…。
個人的にこの第30話ですご~く好きなのが、メビウスが新たな姿・バーニングブレイブとなりインペライザーを遂に倒す場面のタロウ。
このとき必殺技・メビュームバーストを決めようとするメビウスに、インペライザーは攻撃を打ち込もうとする訳ですが(隙のないロボットですねえ…。)、タロウがストリウム光線でこれを阻止します。
この場面、一見何ともないようですが、ここに『メビウス』スタッフの過去作品への敬意があふれ出ています。
あくまで主役はメビウスなわけで、インペライザーを倒すのは譲りつつも、レジェンド・ウルトラマンタロウをないがしろにしないこだわりには、毎度感動してしまいます。
ちゃんとタロウもカッコよく、強く、教官として描くわけです。
これだからメビウス好きをやめられない。

〈忘れてはならない、GUYSの格好良さ〉
今回はGUYSの作戦・戦闘面もカッコいいです。
まず作戦面としては、インペライザーを破壊する作戦の爆弾名。
これオタクはすっごく嬉しいんですが、その名も「宇宙機雷ライトンR30マイン」。
ライトンR30と言えば、『ウルトラセブン』でキングジョーの装甲を破壊した爆弾名です。
この名を引き継ぎながらも、最高にカッコよくアレンジされている名前。作戦面ではココが個人的には大好きです!
戦闘面としては、メビウスが変身したのち、メビュームシュートとキャプチャーキューブを組み合わせる際の、銃を構えるカット。

これがまた一体感あってカッコイイ。ぜひ何回も再生してみてください!
〈個人的に好きなちょっとしたカット。〉
この先すご~く長々と語るので少し箸休め的に1カット。

サコミズ隊長の「メテオール解禁!」のカット。
実は私的にはかなり好きな「メテオール解禁!」なんです…。
サコミズ隊長はここまで何回も、これ以降の話でも何回も、「メテオール解禁!」という台詞を口にするわけですが、この「メテオール解禁!」は個人的にはMVP級です。
どこがいいかというと、サコミズ隊長が現場に赴いてその先で言っているところ。ヘルメットを被り、手袋をして、GUYSメモリーディスプレイに向かって支持するサコミズ隊長が最高にいいんです…(これって癖?)。
〈今回の最大の魅力!アツいストーリー!〉
今回の最大の魅力はやはりストーリー。
いくつかの観点に分けて語ります!
【ウルトラマンとは…】
ミライとリュウが語り合うシーン。
リュウは、
「なんでお前は、いや、ウルトラマンはそんなにまでして、地球を守ってくれているんだ?」
と問いかけます。
これに対するミライの答え。
ウルトラマンは元々、人間と同じ姿をしていたこと。
あるとき突然ウルトラマンの力を手に入れたこと(これは映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』で詳しく説明されています)。
ウルトラマンになるまでの経緯を説明したのち、こう言います。
「それ(ウルトラマンの力)は、決して望んで手に入れた力ではありません。」
「でも、力を手に入れたということは、“果たすべき何か”があるはずだって考えたんです。」
強大な力を手に入れたウルトラ一族。
しかしそれを、他の星=地球をはじめとする、全宇宙の平和を守るために使わねばならないと考えたわけです。
力とは何のためにあるのか。
“強さ”とは何なのか。
ウルトラ作品の永遠のテーマです。
今の人類と重ねて欲しい、名台詞です。
【変化するリュウの心情】
第1話から見ているとよくわかりますが、リュウには「ウルトラマンに頼りたくない」「地球は人類自らの手で守らねばならない」といった言動が見られます。
しかし第29話でミライの正体を知ったリュウ。
極端に言えば「ウルトラマン排斥」の考えから変化が見られます。
インペライザー迎撃作戦実行前の基地内での台詞。
「(地球は…俺たちだけの星じゃねえんだ!)」
頼りたくないと感じていたウルトラマンが、思いがけず最も近い存在だったこと。
そして、その彼がこれまで命がけで地球を”一人で”守っていたこと(これはあくまで「リュウの」解釈ですが)。
そんな心情の変化が読み取れる場面です。
【仲間達との絆!】
さて、今回の最大のテーマです!
象徴されているシーンも多いです。
まずは正体バレからの変身シーン。
ここの台詞は全部言えますね…(人前でやったら確実に引かれますね…)。
ミライに「メビウスの強さをタロウに証明してこい」と伝えるリュウ。
他のGUYSクルーがミライの正体に驚く中、GUYSの一員として「なぜこれまで命がけで戦ってきたのか」について話します。
「また…笑顔で会うためだぜ。仲間に。」
「絶対に…絶対に生きて帰ってこい!約束だぞ!」
アツいですね~!!
アツいシーンを見ると毎度毎度泣きそうになります(フォーゼで弦ちゃんが流星くんとダチになったシーンとか泣いた)。
リュウが大切な仲間として、ミライを、メビウスを思いやる気持ちが読み取れます。

こうしてインペライザーに挑むメビウスですが、仲間達をかばってインペライザーの攻撃を受け、再度倒れてしまいます。

力尽きそうなメビウス=ミライに対し、GUYSメンバーがそれぞれに彼を鼓舞します。
これもメンバー各々をきちんと描いてきたメビウスだからこそ、彼ら一人一人の台詞に涙腺崩壊する訳です。
「仲間との約束」を思い出したメビウスは遂に、その身に炎を纏い新たな姿に変身します。
その姿こそ…

メビウス、バーニングブレイブです!!!!!
仲間達の思いを胸に、その友情の証であるファイヤーシンボルを身体に刻んだ姿。
リュウの「ファイヤーシンボルを自分の体に描きやがった!」という台詞、私は大好きです笑
新たな姿でインペライザーに挑んだメビウスは見事に勝利をおさめます。
戦いを終えた後、GUYSのメンバーはタロウに「一生のお願い」をします。
「ミライを…メビウスを返さないでくれ!」
まだまだ共に戦いたいというメンバー達の強い意志。
そしてその仲間達との戦いを経て成長したメビウスを認めたタロウは、地球をメビウスに託し帰還します。
彼らは「新たな一歩」を踏み出しました。
メビウスが帰還する最終回になると思っていた当時の私は「まだメビウスが見られる…!」と一安心しました笑
こうしてミライの正体を知りながらも、それを認め仲間として共に戦う新たな物語がこの後展開されていきます。
従来のウルトラマンを考えれば異色ですが、これもきちんと絆を描くメビウスだからこそ出来たのではないのでしょうか。
めちゃめちゃ語ってきましたが、「友情」が最大の魅力である『ウルトラマンメビウス』を、この第30話は象徴する物語です!
そのアツさは、私の乏しい語彙力では語りきれないです。
のでとにかく言いたいのは
全人類にウルトラマンメビウスを見て欲しい。
以上、ハムタマゴサンドでした~!