「特撮のDNA」展に行きました

「特撮のDNA」展に行きました

こんにちは。1年のHYDです。今回は現在東京蒲田で開催中の「特撮のDNA-平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」展に行ってきましたので勝手にレポートします。

「特撮のDNA」と言われては、行くしかない!会場は東京の蒲田にある日本工学院専門学校 12号館1F ギャラリー鴻。大学内のギャラリーで開催するなんて、しょぼい展示なんじゃないのと思いきや、これがかなり素晴らしい展示でした。写真取り放題!そして展示物間近に近づけます!

内容紹介の前に、今回の展示で特集されているガメラシリーズについて少し説明を。1965年、シリーズ第一作「大怪獣ガメラ」が製作されました。当時、大人気だったゴジラシリーズに乗っかって各映画会社がこぞって怪獣映画を作ったのですが、その中でも大映のガメラシリーズは人気が出て8作品も作られました。そして時は平成に移り、これまた当時制作されていたゴジラシリーズに対抗して、平成ガメラ三部作と呼ばれる映画が作られました。この平成三部作は平成ゴジラシリーズにも勝る怪獣映画・特撮作品だと個人的に思ってます。そして2006年に「小さき勇者たち〜ガメラ〜」が公開されて以来、残念ながらガメラシリーズは途絶えてしまっています・・・。

今回の特撮のDNA展では主に平成のガメラ映画を特集しています。公開順に紹介していくので、どんな作品があるのかなんとなくわかっていただけると思います。

まずは・・・

「ガメラ 大怪獣空中決戦」

平成三部作の第一作ですね

これが平成第一作のガメラ。G1ガメラとよく呼ばれています。このスーツは目がぎょろっとしてキモいですが、劇中ではもうちょっと可愛らしい感じです。

飛行ガメラ。ガメラは飛ぶんですよ!

これがG1ガメラの敵怪獣ギャオスの頭部。全身スーツが残ってないのが残念!ギャオスは翼竜のような怪獣でガメラと空中戦を繰り広げます。

これがギャオスが夕陽の中東京タワーに巣を作ったシーンで使われたモデル。

次は

「ガメラ2 レギオン襲来」

私はこの作品が一番好きです。

これがガメラ2(G2)に登場するガメラ。G1ガメラより鋭角的なフォルムになっています。平成三部作ではガメラがだんだん戦闘向きに進化していくんですね。

これがガメラ2の敵怪獣レギオン(雛形)。正確にはレギオンは群体の総称で、これはマザーレギオン(巨大レギオン)と呼ばれる個体です。

これが巨大レギオンのスーツの頭。頭だけでも結構な大きさ。全身が見たかったなあ。

これがソルジャーレギオンのスーツ。巨大レギオンとは女王アリと兵隊アリのような関係です。自分の背丈と同じかちょっと大きいくらいでした。劇中もこの大きさで登場して地下鉄を襲撃するんですが、そのシーンがトラウマレベルで怖い。

これは物語の中盤でレギオンプラントの爆発によって仮死状態になってしまったガメラ。ここからの復活シーンもいい!

次は

「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」


これがガメラ3に登場するガメラ。G2よりもさらに攻撃的な見た目になりました。大きさもかなりのものです。かっこいい!

背中。甲羅もトゲトゲしてます。

お顔

そして・・・

これが今回の目玉!G3の敵怪獣イリスです。写真だと魅力半減なのが残念。実物はもう形容し難いカッコよさ・美しさでした。私はこの展示を見るまでイリスはあんまり好きじゃなかったんですが、惚れましたね!

うーんカッコいい。

最後は

「小さき勇者たち〜ガメラ〜」

これが2006年のガメラ「トト」 リクガメモチーフで可愛らしいフォルムが特徴

これがトトの敵怪獣ジーダス。雛形とは思えないデカさ。

おまけみたいになってしまいましたが、大映特撮といえばこの大魔神も有名です。立像が展示してありました。

完全な形で残っているスーツは紹介したものだけになりますが、他にも多くの貴重な資料が展示してありました。ギャラリー自体はそんなに広くないのですが、情報量は多くてかなり楽しめます。

以上、特撮のDNA展のレポートでした!素晴らしい展示の数々に感動しました。写真も取り放題で、この時ほどいいカメラを持っていない事を恨んだことはないです。スマホカメラだけでは限界ありますね。この展示は1月26日まで開催中なので、機会がある方は行ってみてはいかがでしょうか。平成三部作だけでも予習しておくともっと楽しめますよ。これを機に特撮研の方にもに平成ガメラに興味を持っていただければ嬉しいです。視聴会求ム!

最後までご覧くださり、ありがとうございます。来年も素敵な特撮ライフがありますように。それでは良いお年を!

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