皆様こんにちは~。会長のハムタマゴサンドです!
またお前か…とか思わないでくださいね!!!
さてさて、先日2020年最初の視聴会を開催しましたので、その模様をお伝えしたいと思います!
本年最初の視聴会は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を視聴しました。
多分語り出すと映画全部をお伝えすることになりそうなので、手短になるよう頑張ります…。

2006年『ウルトラマンメビウス』本編放送中に公開された本作品。推しの映画であることもあり視聴するのは何度目だろう…、私は当時近所の子と弟と3人、父に連れて行ってもらいました。(もっともその子は暇だったからという理由でしたが…)
本作品最大の魅力は何と言ってもウルトラ兄弟が勢揃いするところ。そしてオリジナルキャストたちの出演です!彼らだけでなくウルトラシリーズに関わりの深い方も数多く出演しています。
『ウルトラマンメビウス』本編より先に撮影されたことでも有名な本作品は、ミライくん演じる五十嵐隼士さんの初々しい姿にも注目です。

はじめの月面でのウルトラ兄弟vsUキラーザウルスの対決からいきなり心高ぶります。次々繰り出される往年の必殺技にオリジナルキャストたちによる声の吹き替え、迫力満点のアクションなど昭和からのファンにとってはたまらないシーンでしょう。これは「M78星雲光の国」「ウルトラ兄弟」の設定を引き継いだメビウスにしかできない!
時は経ちUキラーザウルスを封印した神戸を舞台としてメビウスことヒビノミライがメインで話は展開します。もちろんドラマパートも素晴らしいのがメビウス。怪獣から愛犬のアルト(或人社長ではない!)を救えなかったことで心に傷を負った少年・タカトに真剣に向き合おうとするミライのまっすぐな姿や、悩むミライを重みある言葉で励ます変身能力を失ったウルトラ4兄弟など人間ドラマもしっかりと描かれています。特にウルトラ4兄弟の言葉の端々に、それぞれの視点での彼らが地球を訪れたときの悩みや苦しみ、その後辿り着いた信念が現れていて、この4兄弟の作品に触れたことのあるオタクにとっては涙腺崩壊ものです…。特にウルトラマンジャック・郷秀樹の台詞には説得力を感じます。
テンペラー星人、ザラブ星人、ナックル星人、ガッツ星人という4体の人気宇宙人の再登場も魅力の一つです。彼らの能力も初代同様のものが多く、それぞれの個性も興味深いです。もちろんヤプールもですが!
そして最高に盛り上がる場面がやってきます。
怒りに駆られ本来の戦いができず宇宙人連合の手に落ちたメビウスを助けるため、「最後の闘い」と覚悟を決め変身するウルトラ4兄弟のシーンは何度見てもアツい!新たに制作された変身バンクはもちろん、その後の戦闘シーンにおいても(後のシーンでタカトが語るように)「メビウスを助けるため」僅かなエネルギーで戦うウルトラ兄弟たちの姿は、まさにヒーローそのものです!

しかしウルトラ4兄弟を変身させることが本来の目的であった宇宙人連合(というかヤプール?)は、逆に彼らを捕らえ磔にします。メビウスも一度敗北してしまいミライの姿に戻ってしまいますが、勇気を出してアルトを助け出したタカトの言葉を受け今度は自分が兄さんたちを助ける番だ!と奮起し再び立ち上がる展開も激アツです!不器用でもこういう純粋で、励まされながら成長する点が私がメビウスを愛する理由なのです…。
ガッツ星人を倒しナックル星人も退けたメビウスは見事に兄弟たちを助け出しますが、UキラーザウルスはUキラーザウルスネオとなって復活。ピンチに陥った兄弟を救うため、ゾフィーとタロウも参戦し大迫力の対決が展開されます。
これがまた必殺技といい空中でのスピードといい画面に釘付けになります…。
人質にアヤがとられているのをみて本来の戦いができなくなった兄弟たちはメビウスにすべてのエネルギーを託し、究極の姿であるメビウスインフィニティが遂に誕生します!

現段階では本映画のみの登場となっているメビウスインフィニティですが本当に神々しく威厳がありながら優しさも感じさせる素晴らしいデザインです。
当時インフィニティのソフビを購入しなかった自分を責めました…。
その圧倒的な力でUキラーザウルスネオを見事に倒しアヤを救い出します。
こうして物語は終わりを迎えるわけですが、今回登場したオリジナルキャスト4人とジングウジ・アヤ、ヤプールは本編にも登場するのでメビウスに触れたことのない方・触れてみようとお考えの方にはぜひ見て欲しい映画です!
ウルトラマンをあまり見たことのない会員も楽しんでいたようでしたし、私はニヤニヤを抑えるので必死でしたしでいい作品を選択したなあ!と感じました。
その後は特典ディスクにおさめられていたメイキング映像を鑑賞。神戸ロケもキャストたちのプチインタビューももちろん素晴らしかった(特に五十嵐さんの瓦礫に埋もれるシーンは大変そう…という感じの目で見つめる会員たちでした)のですが、やはり特撮部分には圧倒されました。映像からは読み取れない裏側が記録されており、スタッフの方々の熱意や苦労を感じ取ることができました。また、CGについての解説も非常にわかりやすく、何をすることから始まりどうなっていくのかという過程が詳細に紹介され私としては驚きの連続でした!
視聴後は本映画にまつわる資料(超全集や当時のパンフレット)やソフビ(宇宙人連合)、平成仮面ライダーなりきりアイテム大全など持ち寄ったものを楽しみ、連絡事項を終えた後は恒例の特撮ソングカラオケ!


恒例の会長&副会長の『ウルトラマンメビウス』、会計の『モスラの歌』、大合唱『海賊戦隊ゴーカイジャー』はもちろん、映画にちなんだ写真の2曲も歌えるのが名古屋大学特撮研究会!特に今回の視聴作品の主題歌である『未来』についてある会員は「予告編でこれのサビが流れるのがいいんだよ~!」と話していました。
これだけでなく現在配信中の仮面ライダーフォーゼから『Switch On!』やフルバージョンの出た『REAL×EYEZ』など盛り上がる曲も!
フリータイム終了直前まで盛り上がり、楽しんだ視聴会となりました!
何度やっても視聴会はいいもんですねえ~。
さて今週の土曜日にはまたまた視聴会が開催されます!
次回からはいよいよこの春から大学生になる若々しい方々が参加です!1年生のみんなには後輩ができますね、素敵な特撮好きが現れますように!
新歓も全力をあげて取り組んでいくので、皆さんも特撮研究会へおいでよ!
さて私は会員にお借りした『仮面ライダーW』全話と小説版ウルトラマンメビウスを楽しんでよりよい春休みにしたいと思います。
では皆さんごきげんよう~!